社内SEとは
自社のシステム構築・運用保守に関わる業務や、ヘルプデスクとして社員へPCや社内システムの使い方等の問い合わせ対応、故障対応などを行う職種です。
引用元:キャリア転職サイト【タイプ】
社内SEの平均給与
社内SEの平均年収は、約500万円といわれています。これは日本の平均年収と比較すると高い傾向にあり、さらに社内SEの年収は年々上昇しているようです。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、2015年から2019年までのシステムエンジニア職の年間給料平均額は以下のようになっていました。
引用元:Total IT Helper
・2015年:592.3万円
・2016年:547.1万円
・2017年:550.8万円
・2018年:551.2万円
・2019年:568.9万円
2015年から2016年にかけては減少していますが、上記のように給料自体は上昇傾向にあります。
男女別で見た場合、男性が534万円、女性420万円となっています。年齢別に見てみると、20台の平均年収は360~410万円程です。30代の平均年収は490~540万円、40代になると平均年収は630~680万円程と徐々に上がっていきます。
どんな資格が必要?
資格に関しては、職場によって違います。
場所によっては全く必要としない職場もあるので一概に資格を特定できませんが、
一例として以下があります。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
とりあえず上記を取得していれば基本はOKだと思います。
さらに給与UPや昇格、昇進を目指す方は、専門的な資格を取得していくこととなります。
社内SEの業務内容
社内SEの業務内容は様々です。
- ヘルプデスク
- 社内ツール選定
- 社内ツール開発
- インフラ環境構築
- サーバー管理(保守・運用)
- ネットワーク管理(保守・運用)
これだけではありませんが、上記がメイン業務になります。
インフラ環境構築に関しては、固定電話の契約・設定やWi-Fiの管理、コピー機の管理など多岐にわたります。
社内SEの1日
9:00 – 出社
→フレックス制で自由出社ですが、基本個の時間です!
9:30-10:00 – ネットワークチェック
→前日の退勤から出勤までの間にネットワークトラブルがなかったかを確認します。
→トラブルがあったら地獄です…
10:00-12:00 – ブログ執筆 or 緊急業務
→緊急度の高い仕事がなければブログの執筆をします (笑
12:00-13:00 – 昼休み
13:00-13:30 – ITトレンドのチェック
13:30-15:00 – 開発業務
15:00-17:00 – インフラ業務
→新入社員のユーザーアカウント作成やPCのセットアップなどなど…
17:00-18:00 – 事務処理
→請求書の処理など…終わり次第帰宅!
この時間割の中でヘルプデスクをしたり、会議があったり…
様々な仕事が割り込んできます(-_-;)
まとめ
ざっと社内SEについて説明してきました!
まさに会社の何でも屋!!
ってことがより伝わったのではないでしょうか??
社内SEのプロフェッショナルになるためには、社内すべての業務フローや全部署のキーパーソンを覚えるなど、勤める会社を熟知することが必須です。
大変だと思いますか?
このスキルは一般生活にも転職先でも副業でもすべてに活かせることが最大の魅力です。
IT+ビジネスのスペシャリスト、それが社内SEです。